「子どもを褒めて育てよ」は正しい。だけど、どう褒めるかを間違えると逆効果
投稿日:2018.12.11.

子どもは褒めて育てよ
心理学研究において多くの研究が「子どもを褒めて伸ばす」ことを支持しています。そして、現在は「どのように褒めるべきか?」に議論の焦点が移ってきました。そんななか、褒めるときの声の掛け方1つで子どもの学習意欲をガクッと下げてしまうということがある、といった内容の研究が面白かったのでご紹介します。
研究のタイトルからも分かる通り「知能を褒めることは子供の学習意欲を下げることができる[1]」っていう内容の研究です。すなわち「何を褒めるか」が結果に大きな影響を与えるのだそう。
褒め方には気を付けて
研究者らの結論をざっくり抜き出しますと、
- 知能を褒めると子どもの学習意欲は低下してしまう
- 知能ではなく努力を褒めて学習意欲を伸ばすことが重要だ
と主張しています。
具体的には、テストで「80点も取って頭いいな!」っていう褒め方をすると子どもの学習意欲が下がり、「80点も取ってよく頑張ったな!」っていう褒め方をすると学習意欲が上がるってことです。この褒め方が良いのは、子供が「また頑張れば点数も伸びるかな?」って思うからみたい。
逆に「80点も取って頭いいな!」みたいに知能を褒められた子どもはどうなるかというと、自分の目標(点数)を気にしてしまい、何らかの失敗(良い点数が取れなかったなど)をしてしまったときに以下のような悪影響が出るらしい。
- 学習が持続しなくなってしまう
- 学習に楽しさを見いだせなくなってしまう
- 学習意欲・成果が低下してしまう
同じ褒めるという行為であっても、たった一言で子どもの学習意欲を大きく変えるという結果が出ています。だから、たくさん褒めるのは大事なことだけど、褒めるポイントには注意しましょうね、という話でした。
褒めるポイントに気をつけてたくさん褒めよう
この研究のまとめると以下の通りです。
- 知能を褒めると子どもの学習意欲は低下してしまう
- 知能ではなく努力を褒めて学習意欲を伸ばすことが重要だ
つまり「頑張っていたこと」をたくさん褒めてあげましょう、ということですね。
こちらの記事も参考にしてみてください。