ビタミンKサプリメントは血管の石灰化リスクを減らす
投稿日:2019.8.19.
ビタミンA、B、C、Eなどのサプリメントはほぼデメリットしかありませんでした。一方で、ビタミンDは睡眠やメンタル、アンチエイジングの効果が期待できると紹介しました。では、ビタミンKはどうでしょうか?
ビタミンKサプリメントの効果
ビタミンDはサプリメント摂取で効果のあるビタミンですが、血中のカルシウムレベルを高めてしまう恐れもあるんですね。そして、そのままにしてしまうと、血管を固く(石灰化)してしてしまう可能性があるのです[1]。この石灰化を抑えてくれる働きがあるのがビタミンKです[2]。
実際に「ビタミンKが心疾患に影響を与えるか[3]」を調べた系統的レビューがありまして、これによると、
- ビタミンKを飲むと血管の石灰化リスクが9.1%減る
- ビタミンKが不足すると心疾患での死亡率が高まる
という結果が出ておりました。ビタミンKが血管の石灰化を抑えるのであれば、不足したときには血管に関連した疾患の発生率が高まるのは納得ですね。
ビタミンKサプリメントは是非とも使おう
ビタミンDの効果は免疫システムの維持や、美肌効果、記憶力や意志力に関係していました。しかしながら、ビタミンKが不足していると血管が硬くなってしまう可能性があります。このため、ビタミンDとビタミンKを一緒に飲むことで、ビタミンDの良い効果を得つつ、血管の石灰化のリスクをカバーしていきましょう。
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